抜け毛・薄毛の対策として、ウィッグ(かつら)を使ってみようかな?
そう考えてこの記事にたどり着いたあなたは、きっと初めてウィッグを検討している方だと思います。
初めてのものは何でも悩みますよね。

どんなものがあるのかわからない



何がいいのかわからない
この記事では、そんなあなたのためにできるだけわかりやすくウィッグの種類を解説します。
私はウィッグを使い始めて良かったと思っていますが、
選び方を間違えると、せっかく買ったのに使わないなんてことが起こってしまうかもしれません。
お店に見に行く前に、試してみる前に基本的な知識を持っておくと、店員さんに質問しやすいし、
自分に合うウィッグを見つけられると思います。
あなたにとってもお似合いのウィッグが見つかりますように!
ウィッグの種類
女性用のウィッグはかなり種類が多いです。
長さや髪質、触り心地など自分の好みに合わせて選ぶことができます。
自分が優先したいポイントは何なのか決めてからウィッグを見に行くとスムーズに決めることができます。
部分ウィッグとフルウィッグ


ウィッグには覆うサイズによって、2つの種類があります。
自分の髪にちょっとだけ、足りない部分だけ髪の毛を+(プラス)する部分ウィッグと、
まるごと帽子のようにすっぽりかぶるフルウィッグです。
フルウィッグはオールウィッグとも言われ、ふつうの人が思う『ウィッグ=かつら』のイメージに近いです。
部分ウィッグは、足りない部分だけ足すというウィッグなので、お手軽で、使うことに心のハードルが低いです。



使っている人も多いね



アートネイチャーのCMのようなサッと乗せてつけれるタイプです
『部分ウィッグのほうがかんたん』と聞きますが、
フルウィッグを普段使いしている私は、フルウィッグが面倒だと思ったことはありません。
朝、フルウィッグをかぶってしまったほうが地毛をスタイリングするより時間がかからないので、出勤前の時間に余裕ができました。



フルウィッグは寝ぐせとかないし時短になるよね
どちらのタイプが向いているか一般的な意見をまとめました。
参考にしてみてくださいね。
部分ウィッグがおすすめな人
- 白髪を隠したい
- ボリュームをだしたい
- 髪型をあまり変えたくない
フルウィッグ(オールウィッグ)がおすすめな人
- 抜け毛が進行中の人
- 思い切ってイメチェンしたい人
私の場合は抜け毛の進行が早くて、どこまで抜けるかわからなかったのでフルウィッグにしました。
フルウィッグのほうが部分ウィッグよりも頭を覆う面積が大きく、髪の量が増えるので料金は高くなります。
ヘアスタイル


ヘアスタイルの種類はとても多いです。
ショート、ミディアム、セミロング、ロングなど長さはもちろん、
サラサラストレート、ふんわりなどニュアンスも楽しめます。
たぶん世間がおもっているウィッグ(かつら)のイメージよりも
選べる種類は多くて、自由なスタイルがあります。



あなたの今のスタイルにそっくりにすることもできる
多くのウィッグは髪色を選ぶことができますし、
ウィッグによってはアイロンを使って自分好みにスタイリングできることもできます。
人毛と人工毛、ミックス毛


人毛と人工毛、ミックス毛の違いは髪質です。
人毛 | 本物の髪の毛を加工して作ったもの |
人工毛 | 合成繊維で作られたもの |
ミックス毛 | 人毛と人工毛の両方を使ったもの 割合はウィッグによって違います |
より自然なスタイルを求めるなら、やはり人毛になります。
ですが、人毛は手に入りにくく、加工に手間がかかるためどうしても料金は高くなります。
価格が優先するなら人工毛になりますが、人工毛は髪の『つや、テカリ』が不自然になりやすく、ばれるきっかけになりやすいです。
ですが、日々のお手入れは人工毛のほうが楽です。
そこで、既製品のウィッグの中で多いのが人毛+人工毛のミックスです。人毛と人工毛のいいとこどりをしています。
人毛と人工毛の割合はウィッグによって違うので、確認しましょう。
手植えと機械植え
ウィッグを作る過程で、髪をネットに植える(縫いつける)作業があります。
人の手で1本ずつ植えていく手植えと、機械による機械植えがあります。
機械植えは量産ができるため、比較的、値段が安く設定されています。
やはり手植えのほうが、仕上がりが丁寧で自然に仕上がりますが、その分手間がかかっているので料金は高くなります。
医療用ウィッグとおしゃれウィッグ


ウィッグには用途によって2種類に分けられます。
オシャレを楽しむために作られたおしゃれウィッグと、
病気などによって髪の毛が抜け落ちた方が使用する医療用ウィッグです。
ただ、見た目でいうとそんなに大きな違いはありません。



私には見た目で違いが判りませんでした
医療用とおしゃれ用の違いをかんたんにまとめました。
違い | 医療用ウィッグ | おしゃれ用ウィッグ |
内側のネット | 柔らかくて肌(頭皮)に当たっても安心 | 頭の熱を逃がすためにメッシュになっている |
髪質 | 細くて柔らかい | 太くて固め |
医療用は肌に優しくより自然に見えるように、
おしゃれ用はより楽しめるように毛量を多く見せたり、髪を立たせて少し派手目に見せるように工夫がされています。
医療用、おしゃれ用と分類はされているものの実際は自分に似合うもの、気に入ったものを使われる方が多いです。



店舗に行ったときどちらもかぶりました
『あなたは医療用』という感じですすめられることはなかったです
オーダーウィッグと既製品


既製品は洋服などと同じように、すでに作られて販売されているウィッグのことです。
それに対しオーダーウィッグは、自分の頭の大きさ、形にあわせて、髪質、髪色などを自分好みに決めて作るあなたのためのウィッグです。
自分に合わせて作られてものですので、より自然な仕上がりになりますし、
どこかが痛いとか合わないということはありません。
ただ、オーダーウィッグは料金が高くなりますし、完成までに時間がかかります。
急いで使用したい方には向いていません。
私は抜け毛が急だったので早く使い始めたくて既製品のウィッグにしました。
とても気に入ってはいますが、頭の形にちょっと合わない部分があるのが正直なところです。
ウィッグの失敗しない選び方のコツは2つ


私が自分のウィッグを購入したとき、この2つを特に意識しました。
おかげで今のウィッグをとても気に入っています。



ウィッグをしている自分が好き
ウィッグ選びに失敗しないコツ①試着
1つ目の失敗しないコツ、
それは、必ず試着をすることです。
大切なのでもう1度。
必ず試着をすること!です。
くつも洋服もそうですよね。
マネキンが着ていて素敵だなと思ったものでも、自分が着てみると『あれ?なんか違う』ということあるものです。
なので、失敗しないためには、できるだけたくさん試着をして、
その中から自分が納得いくものを選ぶことが大切です。



高いお金を出してウィッグを買ったけど結局使ってないわ
という方が意外に多くいらっしゃいます。



もったいない
面倒に思うかもしれませんが、
これからあなたが、旅行に行くとき、家族で写真を撮るとき、同窓会に行くときなど
いろんなシーンで『なんか髪型が気に入らななくて楽しくない』なんてことがないように
ここで時間をかけて、お気に入りのウィッグを選んでください。


ウィッグに失敗しないためのコツ②メンテナンス
2つ目のコツは、ウィッグにメンテナンスがついていることです。
自分にぴったりだと思って買ったウィッグなのに、痛い部分がでてきて合わないと感じたりすることがあります。
そうなったとき、対応してもらえるように無料メンテナンスがついているウィッグを選ぶのがおすすめです。



痛いと使わなくなっちゃうよね
また、ウィッグを使い始めると『こんなときはどうしたらいいの?』とわからないことが出てきます。



お手入れの方法もいきなり一人では戸惑うね
『どうしたらいい?』に答えてくれる方があなたには必要になります。
また、薄毛のこと、ウィッグのことをわかってくれる人がいるというのは、精神的に本当に救われます。
不安なことがあればすぐに相談できるよう、メンテナンスがあるウィッグ、又はブランドをおすすめします。
ウィッグの種類と失敗しない選び方 まとめ


いかがでしたでしょうか。
ウィッグの種類や選び方についてご紹介しました。
この記事ではとても基本的なことを書かせてもらいましたが、
お店に行くともっとたくさんの種類があって目移りしてしまうかもしれません。
『これだ!』というウィッグに出会えるようたくさん見て、試してみてください。
特に抜け毛が気になっている方は、早めに試してみることをおすすめします。
ギリギリになってから行くと、『早く決めなきゃ!』となって慌てて目の前にあるものから選ぶことになります。
店舗で試着する場合は、だいたい個室になっているので、そこまで気にする必要もありません。



個室までは小走りしちゃうけどね(笑)
髪が抜けることや薄くなることは悲しいことですが、
ウィッグはあなたが今思っているよりも、便利で楽しいものですよ!
まずは試すことを私はおすすめします。


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