ウィッグで日常生活をすることになったとき、どんな悩みがあると思いますか?

バレないかな?



ウィッグ重くて疲れないかな?
この記事では、あなたがウィッグ生活を始めることになったときに仕事中に起きると思われる悩みについてまとめました。
一般的によく聞く悩みから私が経験した具体例まで対策もまとめています。
あなたがウィッグに対する不安をなくし、快適にウィッグ生活を送ることができるように参考になれば嬉しいです。
ウィッグ生活(仕事中)の悩み①バレる
まずはみなさんが一番心配で悩みの種になるだろうと思う『バレる』について、よくあるものとウィッグ生活3か月の私が会社で感じたバレそうな瞬間です。
ウィッグバレしそうだなと思うときは?
髪をかき上げたり、耳に髪をかけるとき


無意識なのでなかなか抑えるのが難しい行動ですが、例えば社内の自責の両隣に同僚がいる場合は注意が必要です。
職場のご自身のデスクが大きく隣と1m以上離れていれば、一瞬生え際が見えたとしてもそこまで気にすることはないですが、お隣の席と近いときは意識的に髪を触らないようにしてください。
もしくは髪が顔にかからないようなショートカットのウィッグを選ぶことや出勤前にまとめ髪にしておくのもおすすめです。
- 髪をできるだけ触らない
- ショートカットを選ぶ
- 顏にかかる髪はまとめる
ランチのときに髪が顔にかかるとき


先ほどの耳に髪をかけるときに似ているのですが、食事をするとき下を向くと髪が顔にかかるのに、ウィッグとバレないようにそのまま食べるというのは、逆に不自然です。
ランチを一緒にする同僚がいるならなおさら、『髪につくよ』と親切心で指摘されるかもしれないですよね。
どのくらいなら髪を触っても大丈夫なのか、自分で確認しておくといいですね。
できればランチ前に、顔にかからないようゆるく止めるなどするといいと思います。
顔にかかる髪はまとめておく
PC画面を後ろ(上)から除かれるとき


これは私が仕事中によく遭遇するシチュエーションです。
PCで入力作業をしているときに、社内の人に話しかけられPCの画面を見ながら説明をするときなどです。
上から見られるとつむじがやはり気になってしまいます。
仕事の話をしているので画面を見ているはずで人の後頭部を見てはいないと思いますが、それでも気になってしまいます。
そんなときに有効なのが、上から見られないように、仕事中に話しかけられたら立ち上がって対応する。もしくは、椅子を持って来て隣に座るようすすめる
上からのぞきこまれるのがバレる可能性につながるので、頭頂部を見せなければいいわけですよね。
いちいち立ち上がるのは面倒ですが、立ち上がることで『きちんと対応してくれてる』と相手にいい印象を与えることもできます。
立ち上がって対応する、隣に座ってもらう
電車に乗るとき


電車に乗るとき、特に自分が座っていて相手が立っている場合にスマホなどを見てつむじが相手に向けられるときバレる可能性が高くなります。
会社への通勤中、行き帰りはまだしも、同僚や上司と外出するときは特に気をつける必要があります。
こんな時はできるだけ『座席をゆずる』ようにするといいですね。
電車ではできるだけ席を譲る
距離感が近い人


会社の中でやたら距離感が近い方はみえませんか?
『なんかいつもこの人近くない?』と思う方です。
私の職場にはいます。そういう方に限っておしゃべりやうわさ好きだったりして…(私の偏見が入っていたらごめんなさい)
私はこういう方を要注意人物として、できる限り最小限の対応を心がけています。
こういう方に知られると会社に広まるのが早いですから、用件は早めにすませてできるだけ物理的に距離をとるようにしてくださいね。



悪意はなくてもしゃべっちゃうから怖い
距離感が近い人の対応は最小限にする
保健室で寝るとき


こんなことほとんどないでしょうと思うと思いますが、これは私の体験談です。
急に仕事中に体調が悪くなり、社内の保健室で休むことになりました。
産業保健師さんの問診後、いったんベットで横になるように言われたのですが



ウィッグで横になってバレたら…生え際大丈夫かな?
体調がかなり悪かったのですが、それよりバレるのが嫌でベッドに入るか悩みました。
保健師さんのすすめを断り切れず、横になったものの頭まで布団をかぶるという不自然な状況になりました。



予想外の事態が起こったね



ほんとに。今まで1度も保健室を利用したことなかったのに
自分が思ってもみなかったことが起こるので、
どんなしぐさや行動をするとどこまでみえるのか、どんなふうに見えるのか知っておくといいです。
どんな姿勢がバレやすいのか知っておく
仕事中にバレないための対策
ウィッグ購入前にできる対策
バレないために大切なのは、バレないウィッグを使うことです。
つまり、より自然に見えるウィッグを使うことが重要になります。
先ほど例に挙げたもののうちほとんどが、ウィッグ選びのときに注意するでバレる確率を減らすことができる内容です。
- つむじは人工皮膚のついているものを使う
- 試着をする。試着したときに髪を耳にかけてみたり、髪をまとめてみたりして不自然にならないか確認しておくと安心です
なかでも、特にこの2つに気をつけて選ぶといいと思います。
ウィッグ購入後にできる対策
自分が意識して過ごすことでバレる可能性は低くなります。
髪をさわらない
どんな姿勢や行動でどこまで見えるのか知っておく
気を使うのは大変ですが、バレるよりはいいと思って意識しましょう。
ウィッグ生活(仕事中)の悩み②疲れる


仕事でウィッグを使っていると、かなり長時間ウィッグを着用していることになります。
定時で仕事が終わることが多い私でも、朝7時~夜7時くらいまでの12時間かぶっていることになります。
残業がある方ならもっと長い時間つけていることになりますよね。
抵抗なくウィッグ生活を始めた私でも、やっぱり外している時のほうが楽ですし、外した時は解放感を感じます。
ウィッグ生活で疲れを感じるときは?
疲れを感じるときは、なんと言っても長時間使っている時です。
ウィッグに疲れを感じるとき考えられる理由としては、サイズが合っていないことがあります。
これは試着をして買っても起こります。
私もいろいろ試着して買いましたが、『今日はきついな?』とか『今日はゆるいな?』と思う日があります。



頭にもむくみかあるのかな?
例えばウィッグが大きいと感じる人は、ウィッグがズレないように気になってしまい肩や首が緊張することでより疲れます。
逆に小さいとウィッグが頭を締め付けるため、痛みや疲れを感じることがあります。
ウィッグ生活に疲れるときの対策
できるだけ疲れを減らすためにウィッグのサイズ選びには気をつけましょう。
すでに購入している方は一度ウィッグにアジャスターがないか確認してみてください。
広げたり、縮めたりして調整することができます。
できるだけ頭にフィットさせることで疲れを減らすことができます。
他には、社内で一時的にウィッグを外せる場所があれば、5分でも3分でも外す時間を取ることをおすすめします。
やはり外すと少し楽になりますよ。ただし、ウィッグがバレるとストレスになるのでくれぐれも注意してくださいね。
ウィッグ生活(仕事中)の悩み③蒸れる


ウィッグは蒸れるそんなイメージがありますよね。
帽子でも、ヘルメットでも暑い日に頭に何かかぶっていると蒸れます。とても暑い日だと何もかぶっていなくても(地毛でも)蒸れることがあります。
これは頭皮にかいた汗が原因で起こります。
ウィッグで蒸れるときは?
汗をかくことが蒸れる原因なので、やはり夏はどうしても蒸れやすくなります。社内では何か荷物を運んだり作業をするときにも汗をかくことがあります。
私の場合は、出勤ギリギリになり早足で歩いた時も少し、蒸れを感じることがあります。
蒸れるときの対策
購入前であればできるだけ涼しいもの、蒸れにくいものを選ぶことをおすすめします。
ウィッグにはつむじが自然に見えるように人工皮膚がついているものがあります。
自然に見えるようにつけてあるので、つけていないものと比べてしまうと、やはりその分その部分(頭頂部付近)は熱が抜けにくく蒸れてしまします。
特にシリコンで作られたものなどはやはり熱がこもりやすくなるため蒸れやすい傾向にあります。
頭皮の熱を逃がすように特に通気性のよいウィッグを選ぶと改善されます。
ウィッグ生活の仕事中の悩みと対策まとめ
いかがでしたでしょうか。


ウィッグ生活で仕事中に起こりうる悩みをまとめてみました。
できれば使いたくないウィッグですが、日常生活が送りづらくなってしまうので、できるだけ快適に過ごせるよう対策をしていきましょう。
ウィッグ購入前なら
- 自然にみえるもの
- サイズのあうもの
- 蒸れにくいもの
に注意して選ぶと、その後始まるウィッグ生活の悩みが少なくなるはずです。
ウィッグ購入後はどんな行動やしぐさがバレにつながるのかなど、考えてみるといいと思います。
行動やしぐさは無意識なものが多く、自分ではなかなかわからないので、
家族など周りの人に教えてもらいどこまでが大丈夫なのかラインがわかると安心しますよ。
少しでもあなたの悩みや不安が減り、これまで通りの会社生活が送れますように。


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